テイクアウト需要が高まっているため、フードパックがよく出ています。
レジ袋有料化などで脱プラへの関心が高まり、特に紙製のフードパックが注目されています。
この紙製のフードパック、直接食品を入れても大丈夫なように内側に耐水、耐油加工がされていたり、紙自体に耐水耐油加工がされています(耐水・耐油紙、という紙があります)
耐水耐油のパッケージ、食品をいれて使用した後どうなるかは先述しましたが、
基本的には燃えるゴミでの焼却になります。
食品を直接パッケージに入れるために | 橋本包材研究所 (packagelabo.com)
紙はリサイクルされるのでは・・・?食品で汚れたパッケージは不純物が交じるため、基本的にはリサイクルできず残念ながら焼却されます。
そこで、このようなパッケージがでてきました。
![](http://packagelabo.com/wp-content/uploads/2021/06/IMG_2931.jpg)
![](http://packagelabo.com/wp-content/uploads/2021/06/image-6.png)
内側にフィルムが貼り付けられており、簡単に剥がれるようになっています。
ゴミ処分の際には食品に触れているフィルムを燃えるゴミに捨て焼却し、紙はリサイクル。
消費者の手間はかかりますが、紙のリサイクルの意味合いではコチラのほうが有効だと思います。
脱プラ観点ではプラを使用していますので枠外になります。しかし、
プラのほうが良いところはプラで。
紙のほうがよいところは紙で。
これが理想の状態だと思います。
脱プラなど環境問題等の一番のポイントは、
「必要なものはもらってちゃんと捨てる。不要なものはもらわない。」
レジ袋のときから申し上げていることです。
持ち帰りスプーンやフォークも有料化の動きがありますが、これも同じです。
性質で優位性がある物を使う、いわゆる「適材適所」。
これが皆共存共栄する社会のように思います。
今日もありがとうございました。
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