日本製紙連合会が発行している冊子より。発行は昨年の7月。
ちょうどレジ袋有料化がスタートした時期です。
「紙は環境に悪い?誤解を解く6つの真実」という名前の冊子です。
今は紙は多くの方が「紙は環境に良い」と思われると思います。
なぜ環境に良いのか?というと
・原料が木なので自然界から生まれる原料、そして自然界で分解されやすい素材である。
・リサイクルしやすい。日本はそのサイクルがすでに構築されている、などがあります。
今問題になっている環境問題。大きく分けると2つの問題。
「環境破壊」「ゴミ問題」「リサイクル」に別れます。
今日は紙の「リサイクル」に焦点を当ててみます。
冊子の記事に「紙の分別時に捨ててはいけないもの」の表記があります。
間違えやすいものとして、
・ストーンペーパー、合成紙(プラスチックで作られている紙)、不織布(マスク、おしぼりなど)、使い捨ておむつ、生理用品、ペットトイレシートなど。
特に「ストーンペーパー」や合成紙(一見紙のように見えるもの)が非常に難しいです。
ストーンペーパーはプラでもなく、「もえるごみ」です。
参考までに環境配慮型レジ袋に新しい素材! – 橋本包材研究所 所長のブログ (photo.blog)
・匂いの付いた紙、食品が付いた紙、油のついた紙、昇華転写紙(バッグの詰め物に使用される、色のついた紙。捺染紙・アイロンプリント紙ともいいます)や、点字に使用される立体コピー紙など。
これらの紙はリサイクルの分別では「紙」ではなく一般的に「燃えるごみ」になります。
これからの世の中、リサイクル費用がどれだけ少なくなるかでリサイクル品の利用度合いが決まってくると考えています。
そのためには分別の仕組み、または個人一人ひとりの意識が本当に大事になってきます。
ここが整うと、持続可能な地球に向けて大きな一歩になると思います。
最後にもう一度。
「紙のリサイクルに出来るもの、出来ないものをちゃんと分けて捨てる」
今日もありがとうございました。
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