今日は「策なしの境地」についてです。
これは松下幸之助著「道をひらく」の
「善かれと思って」のページにある言葉です。
要約すると、『「善かれと思って」したことが、
思いもよらぬ反対の結果になってしまうことが
しばしばある。よくよく考えて見れば、
思いが足りないのではなく、
何らかの「策を弄した」跡が目に写る』
『善意の策であっても、策を弄し、策に堕する限りは、
決して好ましい姿とは言えない。
「策なし」というのがいちばんいい。』
『「策なし」ということの真意を正しく体得して、
はからいを、思いを越えて、自然の姿で振る舞うには、
それだけの悟りと修練が必要になる』
『「策なし」というものに思いを巡らせ、
心静かに反省してみたいと思うのである』
「策なし」という言葉がでてきますが、
良心と置き換えれるのではないかと思います。
本当の自分の「良心」に従って判断、行動する。
日々の忙しさ、業務や周りのプレッシャーなどで、
良心が発揮できない場合が多い世の中だと思います。
一日に一度は心を落ち着けて反省し、
自分の良心と対話をし、
「あのときはこの判断で良かったのか?」
振り返る時間を持つことが大事だと
過去の偉人たちは言っています。
この「策なし」「良心」に従った判断、行動が
できるように、
日々努力していきますし、日々の反省の
機会を持っていきます。
今日は「策なしの境地」についてでした。
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今日もありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
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