たらいの話に続いて、人間と動物の話。

今日から12月になります。

世の中はコロナ禍の最中と違い、今年はコロナ前のような

賑わいを見せているように感じます。

道路の渋滞や町中の混雑など、

いつもの年末の様相のように思います。

1年の最終月ですので、最後くらい良かった1年だ、

と思える月にしたいですね。

さて今日は

「たらいの話に続いて、人間と動物の話」についてです。

たらいのお話は、二宮尊徳さんの有名なお話で、

「湯船のお湯を自分の方へ手繰り寄せれば、

こっちの方にくるようだけれども、

みんな向こうの方へ流れていってしまう。

これを向こうの方へ押してみれば、

湯は向こうの方へ行くようだけれども、

やはりこっちの方に流れてくる。

すこし押せばすこし帰り、

強く押せば強く帰る。

これが天理なのだ」

という内容です。

お聞きになったことがある方も多いと思います。

また、この話には先がありまして、

要約すると

「人間の手は自分の方へ向いて、

自分のためにも便利にできているが、

また向こうへも向いて、向こうへ押せるようにもできている。

これが人道の元なのだ。

鳥獣の手はこれと違って、ただ自分の方へ向いて、

自分に便利なようにしかできていない。

だからして、人と生まれたからには、

他人のために押す道がある。

それを我が身のほうに手を向けて、

自分のために取ることばかり一所懸命で、

先の方に手を向けて他人のために押すことを

忘れていたのでは、人であって、人でない。

つまり鳥獣と同じことだ。・・・」

まだ続きます。

人間は他人のために尽くすようにできているんですね。

それが人間としての役割。

この話に似た話で、

福沢諭吉「学問のすゝめ」でも、

「人間として生活していくだけでは、動物と同じ。

世の中の役に立ってこそ人間である」

ような内容を書いています。

当時この文章を読んで震いたった方も多かったと思います。

自分の仕事、生活も大事ですが、

世の中の御役に立ってこそ人間。

つまり、仕事、生活と社会貢献を全て両立させてこそ、

社会人、ということですね。

まだまだなので、頑張ります。

この話は致知出版社

「1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書」

に詳しく書いてあります。

1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書 | 致知出版社 オンラインショップ (chichi.co.jp)

今日は「たらいの話に続いて、人間と動物の話」でした。

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今日もありがとうございました。

それでは素敵な一日をお過ごしください。

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