たらいの水の法則から、目先の欲に負けないぞ、と感じた勉強会。

「自分の事業を伸ばすことは大事だが、何だかうまくいかない、モヤモヤしていたが、

周りの方へのために動くことを第一に考えて行動していくようにしたところ、

うまくい行きはじめ、自分もワクワクしだした」（というように解釈しました）。

昨日の勉強会で「たらいの水の法則」を思い出しました。

たらいの中の水は、自分の方へ引き寄せると縁に沿って周りから逃げてしまう。

逆に相手の方へ押しやると縁から自分の方へやってくる。

自社の、自分の目標達成のためには、達成したい分だけ周りに与えることが必要。

自分は一体どうだろうか。。まずは素直な自分の気持ち。そして深いところの自分。

目先の欲と他人の喜び、一体どちらの方が気持ちいい、喜びが深いのだろうかと。

今朝の学びであった「尊己及人」。

「人は働けば健康である。なまければ体は弱る。それに、何とかして仕事をすまい、うまい物は食べたい、楽はしたいと願う。これは命をちぢめたいをいうことになるのである。とりわけて、恐れ、怒り、悲しみ、ねたみ、不足不満の心、それはただに、一切の病気の原因になっているだけではない。生活を不幸にし、事業を不振にするもとであり、己の不幸をまねく根本原因であることを知らぬ。」

「最も己を大切にすること、自己の個性を、できるだけのばして、世のため人のために働かすことである。それには、仕事をなまけ、研究を怠り、身をおしんでいては、とても出来ることではない。己の一切を学問にささげ、事業に傾け、仕事に没頭してこそ、始めて異常の働きが出来る。」

「己の、大きな向上、躍進、完成は、己を空しくすることである。身をささげることである。ここに必ず真の幸福が添うのである」（万人幸福の栞P110～111）

自分を捨てて世のため人のために働くことが、最も自分を尊ぶこと。目先の欲望を叶えることではない。

まずは自分の日々の生活を見直して見ようと思いました。欲に負けて不摂生してないだろうか。

昨日、今朝にかけて自省するいい機会をいただきました。