朝ジョギングしていると、
影がだんだん長くなってきました。
太陽の高さが低くなってきている証拠。
昼間はまだ暑いですが、
秋が徐々に近づいてきていますね。
今日は「無謬性(むびゅうせい)」についてです。
この「無謬(むびゅう)」という言葉。
意味は「理論や判断に間違いが無いこと」
そこから「誤りがなく絶対正しいこと」として使われます。
色々な物事を判断する際、
「絶対正しい」ことはあまり無く、
「何か間違っている」ことのほうが多いように思います。
人間がすることですので、
失敗のときにはどこかに間違いがあるのが一般的。
その失敗も周りに原因を求めるのか、
それとも自分に求めるのか。
原因を周りに求めると
「自分は正しい」となり、
失敗を防ぐために
「何かできなかったのか」
という視点をなくします。
無謬性の上での判断では、
自分への矢印はなくなります。
元プロ野球選手の野村克也さんの言葉です。
「勝ちに不思議の勝ちあり
負けに不思議の負けなし」
失敗のときには何か要因がある。
これは関係者全てに当たること。
無謬性の上では成り立ちません。
謙虚に反省し、間違った所を認めて
次に活かすことや、
自分で何かできなかったのかを
考えることだ大事です。
政府や官僚組織、大企業ではこの
「無謬性の原則」が無意識に前提とされています。
国を、企業に影響することだからでしょうか、
ミスを許されない世界だからこそ、
「ミスをしていない」または、
ごまかそうとするのではないでしょうか。
ミスをミスと認めない世界だから、
成長しないのだと思います。
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今日もありがとうございました。
それでは素敵な一日をお過ごしください。
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