パッケージにも消費期限記載の時代が来る?

SDGs関連

昨日東京出張より帰って来ました。

昼間は上着いらないくらいの暑さでしたが、

朝晩は流石に必要な季節になりました。

もう10月も終わりなので当たり前ですが、

やはり季節が後ろにずれていっているように

改めて感じます。

今日は「パッケージにも消費期限記載の時代が来る?」

についてです。

東京で「TOKYO PACK 2024」に行ってきました。

帰り際に見つけた

「lyfecycle」生分解性改質マスターバッジ。

一言でいうと「タイマー付き生分解技術」

製品の想定使用期間経過後(18~24ヶ月)に

分解が始まるように設計されているもの。

期間が経過すると成形品の分解が始まり、

微生物による分解を経て

最終的には水、二酸化炭素、バイオマスに

完全に分解される、というもの。

風化過程で低分子化されるため、

マイクロプラスチックが残ることがないそうです。

生分解性改質マスターバッチ|lyfecycle – 株式会社ウエストワン|高機能樹脂および炭素材料の専門商社

環境には非常に良いように思われるため、

興味をもつ企業も多そうです。

この商品を見て感じたことは

「パッケージにも消費期限が記載されるようになる」

ということです。

パッケージは食品と違い、

「腐らないから、安くなるから多く作ろう」

とされてきました。

しかし、ある期間経てば分解が始まる商品が出てこれば、

消費期限を記載しておく必要があります。

でないと、使用中に壊れて中身が破損する、

こぼれる可能性があるからです。

先述の通りパッケージは腐らないので、

オリジナルパッケージを作る場合は特に、

大ロットにせざるを得ないために

3年以上分も作ってしまうことがありますが、

生分解が広まってくると、

大ロットで作ることが少なくなりそうです。

また、消費期限を明記しないと、

再利用中に破損してしまうことが出て来そうです。

ですので生分解性であろうとなかろうと、

消費期限を明記することが必要になりそうです。

生分解性でないものが、

消費期限がどのくらいで設定されるのか。

また、レジ袋や紙袋1枚1枚に、

消費期限を記載するようになるのかどうか。

パッケージにも消費期限が決められることは、

業界にとっても良いことのように思います。

「参考期限」くらいになるかもしれませんが、

製造側も現在は多品種小ロットにも徐々に

対応できるようになってきています。

今後の展開に注目です。

今日は「パッケージにも消費期限記載の時代が来る?」

についてでした。

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今日もありがとうございました。

それでは素敵な一日をお過ごしください。

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